ふりがな付きファイルのためのユーザー辞書の作成に関する問い合わせはこちらまで⇒ぶりがな文庫
1
テキストファイル(".doc"など)の漢字にふりがなを付ける方法
Wordのふりがな付けは一度に20~30語程度ですが、一太郎ではページやファイルを一度にできます。したがって、wordファイルは一太郎で開いて、一括ふりがな付けをして、".doc"や".html"、".pdf"などに保存します。
一太郎でふりがな付けを する方法を次に説明します。
-
一太郎でWordファイルを開く。
- (図1)「書式」⇒「ふりがな」⇒「書式を揃える」をクリック
- (図2)「親文字からの距離」とふりがな文字のサイズ(5~10㎜)を指定する。
- (図3)「書式」⇒「ふりがな」⇒「すべての単語をクリック
-
(図4)「ふりがな書式」の促音・拗音を大文字にする」のチェックを外し、「ふり方」を「モノルビにする」をruby>選えらびます。
-
「ファイル」⇒「他形式の保存」⇒「Word文書として保存」(または「HTMLで保存」や「XPS出力」をruby>選えらびます)。
2 HTML言語で作ったページの漢字にふりがなを付ける方法
(注) HTMLはHyper Text Markup
Languageの頭文字から作った略語です。
HTML言語で作ったページにある漢字にふりがなを付けるためには、<ruby>タグを漢字ごとに貼り付ける必要があります。
漢字にふりがなを付ける方法には(1)漢字入力のたびに一つひとつrubyタグを貼り付ける方法と(2)かな漢字交じるり文(ファイル)を一度にふりがなを付ける方法があります。
-
rubyタグ付き漢字変換用のユーザー辞書を使う方法
漢字ごとにrubyタグを付けることは面倒ですが、あらかじめrubyタグ付きの漢字変換のための辞書を作っておくと、普通にワープロで漢字の「よみ」を入力し、変換キーを押すとふりがなタグが付いた文にすることができます。例ば、
「かんじ?」と入力し⇒ 変換キーを押す⇒ 漢字
のように変換されます。今書いている文章はユーザー辞書を使っています。
-
漢字交じりの文(ファイル)に一度にふりがなを付ける方法
これはWebAPIを使います。くわしいことは ⇒こちらをご覧ください。
WebAPI(Web Application Inteface)はWeb(くもの巣
のように張り巡らされている通信回線上のサーバー(情報を蓄える所または人)が公開しているプログラム(コンピュータの機能の一部を取り出して利用しやすいように作ったソフト)を言います。